追求与向往

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いまは大きな船

母に会った。
ぼくのことは覚えていた。
とくに驚いたふうもなく、自然にぼくの名前が母の口からでてきた。それは、なにげない日常のつづきのようだった。過去のいくどかの再会の時や、いつだったかの母の病室を訪ねた時とおなじだった。安堵した。

何をしに来たんかという。会いに来たんだとこたえる。
ひさしぶりに会ったということを、母はぼんやり意識しているようなので、大阪から別府まで船に乗って、それから車を運転して来たんだと説明した。
天気が悪いと船は揺れるやろ、と母がいう。
昔の船旅を、母は思い出しているのかもしれなかった。いまは大きな船だから、ほとんど揺れることはないよとこたえると、そうかと頷いた。

その後すぐにまた、何をしに来たんかとたずねてくる。会いに来たとこたえる。そのようにして、会話はいくども振り出しに戻ってしまう。
母の記憶力が、それだけ衰えてしまっていることを、あらためて知らされることになる。
今のことは今しかないのだろう。会ってる瞬間は、会ってることを自覚している。だが話したことも聞いたことも、記憶には残らずにすぐ忘れてしまう。だから同じ会話が繰り返される。
母にとっては、会った瞬間がずっと続いているのだろう。
ぼくの方は、幼い子供と会ってるような気分になって、もはやこの人はかつての母ではなくて、生まれ変わった母なのだと思ってしまう。

は秋空へのレジスタンス 男の子にモテる それだけで 獨自沉思的夜 を入れて焼き 誰かに気を遣 数カ月後に たどたどしい 富與窮 世界一高い値段
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